言霊劔

しきしまの大和の国は 言霊の さきはふ国ぞ まさきくありこそ

万葉集巻13-3254 柿本人麻呂

巻5にある山上憶良の長歌 894

 神代より 言ひ伝て来らく  
 そらみつ 大和の国は    
 皇神(すめがみ)の 厳しき国
 言霊の 幸(さき)はふ国と
 語り継ぎ 言ひ継がひけり

 今の世も 人もことごと
 目の前に 見たり知りたり
 人さはに 満ちてあれども
 高光る 日の大朝廷に
 神ながら 愛での盛りに

TOP